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【イベントレポート】「ノンエクイティで売上数億〜数十億に成長したスタートアップと学ぶ交流会 『Lunch Meet Up!』」を開催しました!~Vol.2~

【イベントレポート】「ノンエクイティで売上数億〜数十億に成長したスタートアップと学ぶ交流会 『Lunch Meet Up!』」を開催しました!~Vol.2~

「VC活用やIPOを目指すメリット・デメリットとは?」「事業計画書の解像度を上げるには?」そんな疑問に経営陣が本音で語るセッション後半戦!

2025年10月9日、HelpTechは「ノンエクイティで売上数億〜数十億に成長したスタートアップと学ぶ交流会 『Lunch Meet Up!』」を開催しました。本記事にて、トークセッション後半の様子をお届けします!

前半の様子はこちら!

■ セッションテーマおさらい

セッションテーマ一覧(VCから資金調達しない理由など5項目)

前半に引き続き、ノンエクイティ成長を遂げた三社の代表が語るVC活用の利点と欠点や今後の成長戦略、資金調達の極意を展開。その後、質疑応答の時間が設けられました。

■ Session 3 VCを使わないで失うもの、得られるもの

弊社の高橋は、「(VCからの資金調達を目指す意思表示がないと)スタートアップのイベントに呼ばれない…。VCに頼らずとも、スタートアップと同様のスピード感で成長したい気持ちはあるんですけどね」と経営者や有識者との接触チャンスが減ることを寂しそうに話しました。

一方で、VCを活用しない最大の利点は、“自由度の高さ”だとし、「スタートアップ経営のヒリヒリ感を味わうよりも、自分も従業員も無理をしすぎないほうが性に合っていると思う」と自他共に安心できる経営体制の重要性も協調しました。

マイクを手に話すトークセッションの登壇者

内田氏は、「VCに頼らないことで失うものも得られるものも、結局は “経営者の気力”だ」と述べ、その難しさを率直に明かしました。

自ら株を持ち、VCの資金を背負わないことで安心感がある一方、銀行融資によって急成長を目指す場合にも、事業計画通りに成果を出し続けなければならないという別のプレッシャーが伴うと話します。

そのうえで、「『自分の会社だ!』という自覚と、他の人(従業員や顧客)のために会社を成長させる責任を常に意識している」という経営者としての覚悟をにじませました。

■ Session 4 IPOに向けた戦略と展望

内田氏は、既に福岡市の「IPO Growth Program」に参加しており、5年後の上場を目指していることを明かしました。過去には、資金不足や経営陣との協議を経てIPOを断念した経験があると振り返り、介護・福祉業界では上場しても株価がつきにくいという現実など、IPOの難しさについて率直に語りました。

今回あらためてIPOを目指す理由として、現在構想中の介護・福祉業界特化型AIプラットフォーム事業を挙げ、プラットフォームビジネスという銀行からの融資を受けにくい業態であっても、上場によって企業としての信用を高めたい狙いがあると語りました。

Session 4「IPOに向けた戦略と展望」に聞き入る参加者たち

武氏は、現状のビジネスモデルではIPOは目指していない(目指せない)としながらも、「今後SaaSのようなビジネスモデルを構想することがあれば、資金調達やマーケティング戦略としてIPOを視野に入れる可能性もある」とIPOに対する慎重な姿勢を見せました。

高橋は、福岡証券取引所が運営する「IPO挑戦隊」に参加中だが、「IPOが本当に自社にとって最善の手段となり得るかを模索している」と述べました。他の手段としてM&Aや事業承継を挙げ、相性の良い企業と協業して事業を進めていくことも検討していると語りました。

■ Session 5 ノンエクイティ成長の再現可能性

武氏は、自社の方針を『おじさん経営』と自虐しながらも、経費を最小限に抑え、営業利益の最大化を追求する “経営の基本”を徹底すれば、ノンエクイティ成長も再現可能であると述べました。

マイクを手に語る登壇者と、隣で聞く登壇者

内田氏は、自身の事業がVCに頼らずに金融機関の融資だけで同じような急成長を遂げた経験を振り返り、事業計画や財務状況の解像度を上げる重要性を強調。また、「銀行との交渉も人と人とのやりとり。経営者としての魅力を高めることもノンエクイティ成長に欠かせない」と語り、田中氏も「(人としての魅力を高めることは)経営においても重要なポイントだ」とコメントしました。

また、田中氏が「どんな業種がノンエクイティ成長に向いているか」と問いかけると、内田氏は自社のような介護・福祉など手堅い業種は適していると述べました。

一方、高橋は自社が銀行融資で苦戦していたことを明かし、業種を問わずキャッシュ・コンバージョン・サイクルが重要だと語りました。

■ 質疑応答

Q.プロマーケット(プロ投資家向け市場)についてどう思いますか?

高橋:プロマーケット上場も良いと思うが、ベンチャー向け新興市場「Q-Board」のほうが投資家層が広がるので、そちらもいいと思っている。ただし、売上高等の数値基準が異なるので、自社が目指すフェーズによって考えていきたい。

Q.事業計画の解像度を上げるために意識していることは何ですか?

内田氏:事業計画書に記した数字の根拠をすべて説明できる状態にすることを意識している。例えば、売上目標とその達成手段を細分化し、「なんとなくこんな感じだろう」という感覚ではなく、事業計画書通りのオペレーションを実行さえすれば確実に目標を達成できるようなレベルまで作り込んでいる。

武氏:チームで事業計画を達成することを意識している。経営陣が策定した事業計画に対して、KGI・KPI・KDIを設定し、メンバーがゴールに向かって行動できるようにする。そして、今この瞬間も事業計画に沿っているかをチェックできる仕組みが重要だと考えている。

トークセッション後はオードブルを囲みながらのランチミートアップが催されました。参加者及び登壇者同士の活発な意見交換が交わされ、終始賑やかな交流会となりました。

本イベントは、告知開始より多くのお申し込みをいただき、途中増枠を実施するほどの盛況となりました。その熱量からも、ノンエクイティ成長に対する関心の高さを実感する機会となりました。

会社経営において重要な資金調達。頭で考えるだけではなく、行動ベースでの事業計画を策定することが成功への鍵となります。みなさんも、綿密な事業計画を描き、チームで挑戦する意識を共有しながら、次の成長のステージへ一歩踏み出してみましょう!

登壇者並びに参加者のみなさま、ありがとうございました!

■ 登壇企業情報

株式会社ttt

「課題に感謝する」を理念に、介護事業と訪問看護を展開する福岡発の企業です。独自の施設設計で低料金を実現しつつ、従業員には高待遇を提供。利用者と職員双方にやさしい仕組みで、介護業界の新しいモデルを目指しています。

株式会社ttt公式サイト:https://ttt-group.co.jp/

ラシン株式会社

福岡を拠点に「誰も取り残されないIT化」の実現を理念に掲げ、サブスク型HP制作サービス「ベリウェブ」やマーケティング支援、クラウドファンディングサポートなどを手がける。

2025年には東京オフィスを開設し、地方企業のデジタル化を、全国規模で後押ししている。

ラシン株式会社公式サイト:https://rashin.jp

株式会社Ambitions

すべてのビジネスパーソンの野心や挑戦を後押しするメディア運営・マガジンの発行と、企業のPRやマーケティング、ブランディングなどを加速させるクリエイティブ支援という2つの事業に取り組んでいます。

株式会社Ambitions公式サイト:https://ambitions-corporate.co.jp/

■HelpTech株式会社 会社概要

代表者:高橋延明 設立:2021年7月14日 資本金:1,000,000円 所在地:福岡県福岡市中央区薬院4-8-28-203 事業内容: 組織構築コンサルティング e-ラーニングによるキャリア形成支援 補助金・助成金を活用した導入支援 ウェブサイト:https://helptech.jp

以上

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