【イベントレポート】「ノンエクイティで売上数億〜数十億に成長したスタートアップと学ぶ交流会 『Lunch Meet Up!』」を開催しました!~Vol.1~

三者三様の成功体験を激白!ノンエクイティ成長企業の懐事情を解剖します!
2025年10月9日、HelpTechは「ノンエクイティで売上数億〜数十億に成長したスタートアップと学ぶ交流会 『Lunch Meet Up!』」を開催しました。本記事にて、トークセッション前半の様子をお届けします!
■ イベント開催の背景と概要
本イベントは、福岡証券取引所後援のもと、同施設内にて「ノンエクイティ成長」をテーマにしたトークセッションとランチミートアップを目的として開催されました。
トークセッションでは、VC(ベンチャーキャピタル)からの資金調達の道を選ばず、売り上げ数億〜数十億円を達成した企業3社が登壇し、その戦略とリアルな経験を語りました。
介護福祉施設、Web制作会社、補助金・助成金申請事業者という全く異なる業種の代表が登壇し、三者三様の信念を語り合い、熱い想いと笑いの溢れるトークが繰り広げられました。
■ 登壇者情報
株式会社ttt 代表取締役 内田 啓太(うちだ けいた)
35歳、佐賀県白石町出身。学生時代から起業に熱中し、家庭教師からパン屋まで幅広く経営。23歳で介護業界に飛び込み、25歳で起業。現在は福岡を拠点に介護施設19施設・訪問看護5拠点を運営し、職員750名を率いる。自身の弱みをオープンに発信し、行動力・スピード・圧倒的な量で常識を打破するスタイルを貫く。「Jカーブ戦略」を掲げ、「介護ゼロ社会」の実現と2030年までに年商100億円の達成を目指している。
ラシン株式会社 取締役 COO 武 耕太郎(たけ こうたろう)
福岡県出身。福岡大学卒業後リクルートで営業を経験。エネルギー系IT企業で執行役員を務め、事業成長と組織運営に従事。現在はラシンにて取締役COOとして経営戦略を主導し、企業価値の向上を牽引している。
HelpTech株式会社 代表取締役 高橋 延明(たかはし のぶあき)
学生時代に起業し飲食・宿泊・美容などの事業を展開。その後エンジニア起業家養成学校でITスキルを修得し、デジタルを活用した中小企業の補助金・助成金申請支援事業を開始。経産省のリスキリング補助事業の採択事業者として、同事業において累計94億円の申請を支援。さらに自らのリスキリング経験から研修事業にも参入し、47教育機関と連携して1,722教材を提供。リスキリング補助金分野でトップクラスのシェアを誇ります。
モデレーター:株式会社Ambitions セールス統括/Ambitions Fukuoka 副編集長 田中 智恵(たなか ちえ)
エン・ジャパン、リクルート、NewsPicksを経て現職。ビジネス誌「Ambitions FUKUOKA」を起案し、セールス統括兼副編集長として創刊に携わる。企業の意思決定過程への女性参画拡大を目的とした北九州発コミュニティ「Women’sLab」の立ち上げに携わるほか、福岡放送「めんたいワイド」のコメンテーターとしても活躍中。
■ セッションテーマ

モデレーター田中氏の軽快な進行のもと、トークセッション前半では、VCに頼らない経営の在り方に始まり、各社の知られざる資金調達の方法が語り合われました。後半は、今後の展望とノンエクイティ成長に対する三者の考えが展開され、結びには質疑応答の時間が設けられました。
■ Session 1 なぜVCから資金調達しない道を選んだのか
武氏はトークに際し、「VCから資金調達したことのある人はいるか」を参加者に問いかけました。その問いに手は挙がらず、「それが(一般的な)答えだと思う」と武氏は述べました。
自身もVCから資金調達する選択肢はなかったと語り、自社で得た利益で事業を展開してきた経験を話しました。
また、武氏は「本来、少額投資を積み重ねながら事業を育てていくのが基本」と述べ、
成功するかも分からない段階でVCから巨額の出資を受けることは、生きるか死ぬかの“修羅の道”に足を踏み入れるようなものと表現しました。続けて、「僕は死にたくないです」と率直な意見を吐露。会場の空気を和ませました。

弊社の高橋は、過去にエンジェル投資家やVCからの資金調達で失敗した経験について語りました。
エンジェル投資家からの出資を受けた事業は、創業間もなく新型コロナウイルスの影響で早々に撤退。計画を見誤ったことに、今も悔いが残るといいます。
また、自身の起業した別の事業が後に継承され、VCの出資を受けて上場を目指したものの、経営が立ち行かなくなり最終的に廃業に至った経験も振り返りました。
「自分の興した会社が上場することを嬉しく思っていたのに…。無理に会社を成長させようとしなければ、このような結果にはならなかったかもしれない」と苦い過去を静かに省みました。
■ Session 2 開業からどうやって成長資金を確保してきたのか
内田氏は「ここだけの話……」と前置きし、この記事には書けないような『究極のデッドファイナンス』を語り始めました。
様々な金融機関から融資を受ける方法や、金融機関の持つ情報を活用するための大胆なコツを披露し、会場は熱気に包まれます。(詳しくは内田氏にお尋ねください)
「もともとは資金調達に詳しくなかった」と振り返る内田氏。しかし、綿密な事業計画を立て、それに沿った経営を続けた結果、見事な成功を収めた——
そんな爽快なサクセスストーリーを語りました。

武氏は、メイン事業の収益で新規事業を成長させた経験を共有。
「Web制作会社としてサブスク事業をスタートさせたが、黒字化までに1年程かかった。その間はメイン事業の収益を運転資金に充てつつ、保険として銀行融資も受けていた」と自力で着実に新規事業を成功に導いたエピソードを明かしました。
また、今後の事業拡大に伴う資金繰りについて、「先ほどの内田さんの話を聞いて、今度金融機関の担当者と(関係を深めるため)飲みに行きたいと思った」と笑いを交えて語りました。
トークセッション前半は、企業成長におけるファイナンシャルマネジメントについて多角的な議論が交わされました。VCからの資金調達に頼らず成長を遂げた登壇者たちの実体験に、参加者のみなさんも真剣なまなざしで耳を傾けていました。
トークセッションの後半はVol.2に続きます!お楽しみに!
■HelpTech株式会社 会社概要
代表者:高橋延明 設立:2021年7月14日 資本金:1,000,000円 所在地:福岡県福岡市中央区薬院4-8-28-203 事業内容: 組織構築コンサルティング e-ラーニングによるキャリア形成支援 補助金・助成金を活用した導入支援 ウェブサイト:https://helptech.jp
以上