【イベントレポート】一歩踏み出す!新しい自分を見つけるキャリアイベントby HelpTech×G's ACADEMY を開催しました!~Vol.1~

2024年9月25日、ジーズアカデミーとHelpTechの共催で、転職やキャリアアップをお考えの方を対象としたイベントを実施しました!
本記事にて、当日の様子をお届けします。
■ イベントの概要
本イベントでは、転職やキャリアについて行政、人材会社、エンジニア、経営者、HR担当者といった様々な立場の皆様にご登壇いただき、「最新の転職のトレンド」や「採用×プログラミング」といったテーマに沿ってパネルセッションを行いました。

会場となった『ジーズアカデミー福岡』は、大名エリアを拠点とする、セカイを変えるギークのための起業家・エンジニアスクールを核とするコミュニティです。
■ セッション①:転職トレンドについて

[登壇者]
九州経済産業局 産業人材政策室 産業人材企画係長 土肥 一就
大学院修士課程を修了後、2012年に鉄道会社の電気部門に入社し、技術開発や人材育成を担当。2022年に工業系大学の産学連携部門に転職し、共同研究や知的財産に関わる業務に従事。2023年、現職に至り、地域中小企業等の人材育成支援や自治体との連携促進に取り組んでいる。
株式会社YOUTURN 代表取締役 高尾 大輔
リクルートエージェントで人材紹介のキャリアをスタートし、2009年からプロコミットにてベンチャー企業向け転職支援を担当。2018年にYOUTURNの取締役となり、2019年には「GOOD AGENT AWARD」大賞とオーディエンス賞をダブル受賞。2021年より同社代表取締役に就任。現在までの福岡への移住転職支援実績は120人を超え、経営人材の育成に注力している。
HelpTech株式会社 代表取締役 高橋 延明
青山学院大学卒業後、居酒屋を事業承継し、4店舗を経営。airbnbを利用した民泊を開始し、2016年にSHIを共同創業。2018年に創業者株式を売却後、シェアエステサロンのBeautyGymを設立。2020年に内閣府の起業家育成プログラム「始動」に参加。コロナの影響でシェアエステサロン事業を売却。2021年にHelpTech株式会社を設立し、代表取締役に就任。
モデレーター:HelpTech株式会社 取締役 青嶋 亮
前職でフリーランスのネットワークエンジニアとして活動。20代後半にキャリアを模索し、ジーズアカデミーでプログラミングや起業マインドを学ぶ。卒業後、HelpTech株式会社に入社し、マネージャーとして新規事業開発やプロジェクト管理を担当。2024年9月に取締役に就任。

セッション①は、冒頭モデレーターの青嶋が「ざっくばらんに語っていただきたい」と述べ、フランクな雰囲気の中スタートしました。九州経済産業局の土肥氏や人材紹介会社の代表である高尾氏から、最新の転職市場の状況や企業側が求めている人材像、それらの情報をどのように転職活動で活用すべきか等、具体的なナレッジもお話いただきました。
採用の動向やトレンドについて
まず、採用動向について土肥氏は企業視点で「昨今の人手不足により採用は厳しい現状。よって、採用(及び人材開発)に力を入れている企業が増えています」と話します。
また、人材への関わり方について「アルムナイ(企業OB)やリファラル(紹介)採用などで企業側が人材についてより深く知ろうとする傾向にあります。」と話しました。

高尾氏は「多くの求人情報や人材紹介会社が溢れている現在、労働者視点で考えると転職・キャリアアップのチャンスは広がっています。ただし、人材紹介会社のプロモーションなどに流されないようキャリアの軸を持って転職活動を行うことが重要だと思います」と大転職時代の光と影について触れました。
それを踏まえ、「転職活動をしようと思ったときに自分を振り返るのではなく、日常から自分のキャリアについて考える必要があります。キャリアの軸があれば、自身で転職に関する情報を整理することができ、転職サービスに流されないで転職活動を行うことができます」とキャリアについての考え方を話しました。
実際に、弊社代表の高橋も「面接の際、求職者に対して人物像や人生観をより深く知りたい思いで質問していますし、素の表情を引き出せるような雰囲気づくりを意識しています。キャリアの軸なども人となりを知る要素の一つとして興味があります」と求職者に寄り添う姿勢を見せました。
国が考える労働人口の流動と必要性
土肥氏は行政の視点で「労働人口は10年単位で10%減少していくと予想されます。この人口流動に対し、経済産業省としては二つの対策を企業へ働きかけています。
一つは、リスキリングと労働移動の円滑化を促すことです。人を雇い続けるのが難しくなる中、企業側は従業員を囲い込むのではなく、むしろ次のキャリアを応援する気持ちが重要です。
もう一つは、生産性を向上することです。人手不足を補うために自動化を進めることが重要です。そのために、ITスキルを使いこなせる人材が必要になってきます。
この二つの対策により、個人のスキルアップ意欲が高まると考えられています」と労働人口の流動について前向きな考えを述べました。
採用する側からの転職に対するイメージ
高橋は経営者の視点で「人の流動性を高めることは重要であるとは分かりつつも、転職で自社の社員が去るというのは正直痛手に感じます」と転職に対する率直なイメージを語りました。
また、参加者からの「企業側はどのようにして優秀な人材を確保すればいいか」という質問に対し、高尾氏は「『経験がある人』を採用するのではなく、未経験でも『できそうな人』という求職者の潜在能力を見抜くことが大事です」と話しました。
この発言に高橋も「どうすれば『できそうな人』を見抜くことができますか?」と質問。高尾氏はキャリアをPCの構造に例え、「経験や職務経歴などはPCにおける『アプリケーション』です。そして、それを動かす『OS』の部分、いわば、その人の資質に着目することが重要だと考えます。『OS』は言語化しにくい部分にはなりますが、論理的思考ができるだけでなく、相手への思いやりなどのコミュニケーション能力があるかを会話の中で見つけていく必要があります」と返しました。

いま求められる人材傾向
現在求められる人材像について、土肥氏は「企業側からは人手不足に嘆く声が上がっていますが、精査していくと、もっと少人数でも業務遂行できることに気づきます。このように、業務構造を俯瞰的にマネジメントできる『社長の右腕』のような人材が求められています」と話します。
これに対し、高尾氏も「いわれた業務をこなす人ではなく、仕事を作れる人のニーズが高まっています。専門性を持ちたい求職者が増えていますが、その領域はテクノロジーにとって代わられていきます。その中で、テクノロジーに指示を出せるようなプロデューサー的人材が重宝されると考えています」と展開しました。
ITスキル人材について
まず、土肥氏はIT知識・技能を有する指標として、人材側は『ITスキル標準(ITSS)』、企業側では『デジタルスキル標準(DSS)』があると説明します。それを踏まえ、「人それぞれ思い描くキャリアがあると思いますが、企業に求められる人材であることも重要です。前述の指標を用いることで、自身の立ち位置を知り、どのレベルまでITスキルを引き上げていくかを考えるきっかけとなると思いますので、ぜひ活用してみてください」と話しました。
高尾氏はITスキル人材の需要は高まっているとし、「アプリ開発企業では高度なスキルが求められるのは勿論ですが、ユーザーとなる企業にもITリテラシーは必要になります。現在求められているのは、その開発側とユーザー側の間に入ってDX化を進められる人材だと思います」と話しました。

セッション①では、そのほか参加者からの質問も飛び交い、人材業界の裏側を交えたトークで少しざわつく場面もありました。
有識者からの率直なご意見が展開され、参加者のみなさん(そして弊社メンバー)も自身のキャリア、そして人生を振り返るきっかけになったのではないかと思います。
後半の”セッション②:プログラミング×採用”、質疑応答についてはvol.2に続きます!
■HelpTech株式会社について
2021年創業のHelpTech株式会社は、DX教育研修、DXコンサルティング、補助金・助成金コンサルティングなど、デジタル変革を推進する多岐にわたるサービスを提供しています。法人向けに特化した専門知識と実績を持ち、企業のデジタル化を支援しています。
■会社概要
HelpTech株式会社 代表者:高橋延明 設立:2021年7月14日 資本金:1,000,000円 所在地:福岡県福岡市中央区薬院4-8-28-203 事業内容: 組織構築コンサルティング e-ラーニングによるキャリア形成支援 補助金・助成金を活用した導入支援 ウェブサイト:https://helptech.jp
以上