【速報】事業承継M&A補助金 第12次公募が開始!申請のポイントを徹底解説

中小企業の円滑な事業承継やM&Aを支援するの第12次公募が、2025年7月18日(木)より開始されました。
本記事では、最新の公募要領に基づき、申請概要や採択のポイントをわかりやすく解説します。
■ 公募スケジュール
- 公募開始日:2025年7月18日(木)
- 電子申請受付開始:2025年8月22日(金)
- 申請締切:2025年9月19日(金)17:00まで
- 採択結果公表:順次公表(具体的日程は追って公開)
※申請には「GビズIDプライムアカウント」が必要です。
■ 補助金の目的と概要
事業承継M&A補助金は、中小企業等の円滑な事業承継を支援するために、第三者承継(親族外承継)やM&A等を通じて事業を引き継ぎ、その後に経営の再構築や新たな挑戦を行う取組に対して、必要な経費の一部を補助する制度です。
本補助金は、後継者不在による廃業を防ぎ、地域の雇用や技術・ノウハウを次世代につなぐことを目的としています。
事業承継M&A補助金事務局が概要のチラシを公開しています 概要を掴みたい方はチラシもご参照ください
📌事業承継M&A補助金チラシ補助の主な対象事業
M&Aを活用した第三者承継後の新体制による事業再構築や設備投資
専門家活用(仲介、デューデリジェンス、契約支援等)によるM&Aの実行
重複資源の整理等、事業統合に伴う廃業費用
M&A支援の具体例
中小企業M&Aガイドラインに則った手続きのもと、仲介機関や士業専門家の支援を受けながら承継手続きを実施
契約締結・登記完了後に、経営方針や業態転換等を含む再始動を行う場合に補助対象となる
このような方におすすめです
M&Aで企業を引き継いだが、体制づくりや設備更新に課題がある方
専門家に支援を依頼して、安心してM&Aを実施したい方
譲り受けた事業を再構築し、地域に根ざした経営を目指したい方
■ 対象となる経費例
設備投資費 機械装置や備品、業務用ソフトウェア、情報システムなどの購入・導入・構築・据付に要する経費 ※新体制での業務効率化・生産性向上を目的としたものに限る
外注費 マーケティング調査、販促物制作、業務設計、ロゴ・パッケージデザインなどを外部に委託する場合の経費
広報・販路開拓費 パンフレットや動画の作成、HP制作、展示会出展、広告掲載などの経費(顧客獲得・ブランディング目的)
M&A関連専門家費用 M&A仲介機関への手数料や、弁護士・税理士・会計士等の専門家活用にかかる経費 ※中小M&Aガイドラインに基づいた手続きが必要
廃業・統合関連費用 重複する事業所・店舗の原状回復費、設備・什器の撤去処分、リース解約などにかかる経費(対象枠に限る)
■ 補助上限額・補助率
| 枠名 | 補助上限額 | 補助率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ①事業承継促進枠 | 800万円(賃上げ要件未達) 最大1,000万円(賃上げ要件達成) | 中小企業:1/2 小規模事業者:2/3 | 設備投資・業務改革等の後継計画 |
| ②専門家活用枠 | 買い手支援類型:600~800万円 100億円要件で最大2,000万円 | 買い手:1/3・1/2・2/3 売り手:1/2・2/3 | *DD費用200万円上乗せ可能 |
| ③廃業・再チャレンジ枠 | 150万円 | 併用する他の枠の補助率(1/2または2/3)が適用 | 他枠との併用前提 |
| ④PMI推進枠 | 専門家活用類型:150万円 事業統合投資類型:800万円(賃上げ要件で1,000万円) | 専門家類型:1/2 統合投資:中小1/2・小規模2/3 | 統合プロセス重視の支援 |
📍*DD費用→デューデリジェンス費用 企業買収・出資・M&A・補助金審査などの際に、対象企業の実態やリスクを把握するために行う調査活動(デューデリジェンス)にかかる費用です。
■ 申請の基本要件
申請枠ごとに以下の要件を満たす必要があります。
事業承継促進枠 申請時点での承継完了は不要。申請から5年以内に承継が完了していれば対象となります。
専門家活用枠(買い手・売り手支援類型) 補助期間内にクロージング完了が必要。未完了の場合、 一部の経費(例:DD費用)のみが対象となる可能性があります。 補助事業期間終了時点で廃業が完了していることが条件です。
PMI推進枠(PMI専門家活用類型・事業統合投資類型) 原則、公募申請時点でM&A契約済・交付申請時点でクロージング完了が必要です。 ただし、PMI専門家活用類型(同時申請)に限り、補助期間内のクロージング完了で可とされています。
その他共通要件 補助事業の継続実施が可能であること(報告義務あり) gBizIDプライムアカウントの取得 反社会的勢力でないこと、不正受給歴がないこと
■ 審査の流れと採択のポイント(概要)
【1】資格審査 まず、申請者が以下の条件を満たしているかが確認されます
- 補助対象者としての要件を満たしているか
- 補助対象事業に該当するか
- 補助上限・補助率の条件に適合しているか
【2】書面審査 事務局と外部審査員が、以下の4つの観点で事業計画を評価します
- 目的・必要性 承継後の事業が、自社の成長や地域貢献につながるか
- 実現可能性 体制・スケジュール・方法が現実的か
- 収益性 市場ニーズや利益計画が妥当か
- 継続性 事業の継続見通しやリスク対応策があるか
【3】加点項目 以下の条件を満たすと、採択評価に加点されます(一部抜粋)
- 「中小会計要領」や「経営革新計画」などの認定を受けている
- 地域未来牽引企業・健康経営優良法人・えるぼし・くるみん等
- 最低賃金+30円の賃上げを予定し、従業員に表明済み
- アトツギ甲子園出場経験がある
- 成長加速マッチングサービスに登録している
※加点を受けたにもかかわらず条件未達の場合、今後の補助金申請で不利になる場合があります。
■ まとめ
第12次公募の締切は2025年9月19日(金)17:00まで!
申請要件やスケジュールを早めに確認し、事業承継後のビジョンを明確に描いた計画書を準備しましょう。審査では、「事業の目的・必要性」「実現可能性」「継続性」に加え、加点項目の活用も採択に大きく影響します。
早めの準備・相談が成功のカギです!
■ 事業承継・M&A補助金の申請をご検討の方へ
HelpTechでは認定経営革新等支援機関として、
- 自社が補助対象になるか確認したい
- 承継・M&Aを予定しているが、補助金が活用できるか知りたい
- 専門家活用やPMIなど、どの枠が適しているか相談したい
- 採択後の実行・報告まで支援してほしい
- 他の補助制度との併用や戦略的活用を検討している
などなど、様々なご相談にご対応いたします。
公的制度を使うメリット、デメリットがありますので是非お気軽にご相談ください。